分譲住宅を購入するなら押さえておきたい間取り!注目ポイントは?
今回は、これから分譲住宅を購入したいと考えている人のなかでも、間取りについて詳しく知りたいと考えている人であれば必見の内容となっています。分譲住宅を購入するためには、日当たりや広さを含め、家族のライフスタイルに合わせた間取りを選択することが大切です。そして、この記事を参考にしながら、よりよい住み心地を追求してみてはいかがでしょうか。
分譲住宅の間取りとは
部屋の数だけではなく、日当たりや広さも確認しましょう。自分の理想とする住まいを見つけるためには、複数の物件を見学するのもよいでしょう。
住み心地のよい間取りを見つける
長く住宅で暮らすことを前提に住宅を購入するので、住み心地のよい間取りを見つけることが大切です。そのために、内覧のときには設備だけに注目するのではなく、実際に生活しているイメージを持つようにしましょう。
リビングの広さと日当たり
リビングは、最も家族と過ごす時間が長い場所になります。そのため、日当たりが良くて広々としたリビングがおすすめです。日当たりが良くないと、人工照明を点ける時間が長くなるので電気代の負担が大きくなってしまいます。
バルコニーの日当たり
バルコニーの日当たりは、洗濯物が乾く時間だけでなく、植物を育てる環境にも影響を及ぼすため、非常に重要なポイントです。夏場であれば洗濯物が乾きやすいですが、冬場でも洗濯物が乾くようなバルコニーであれば問題ありません。
対面キッチン
対面キッチンであれば、調理や片付けをしながら家族と交流できるようになります。とくに小さい子どもがいる家庭では、リビングで過ごす子どもの様子を見ながら調理できるので安心です。コミュニケーションも積極的にとれるようになるので、子どもの成長においてもよい影響を及ぼすでしょう。
家事動線
水回り設備が離れていると効率的に家事ができなくなります。浴室、トイレ、キッチンなどの配置に問題ないか確認してください。都会に建てられている分譲住宅では、土地の面積が小さいので家事動線が良くない場合が散見されます。郊外に建てられている分譲住宅では問題ない場合がほとんどです。
収納スペース
現在所有している家具や家財を収納できるスペースがあるかどうか確認しましょう。また、将来子どもを持つ場合は収納スペースに余裕があるほうが好ましいです。
家族のライフスタイルに合わせた間取りがおすすめ
家族の人数に応じて必要な間取りが変化します。ライフスタイルは刻々と変化するので、柔軟に対応できるようにしましょう。
将来子どもを持つ予定の夫婦の場合
まず、部屋の数は余裕を持たせておきましょう。4人家族であれば、3LDKまたは4LDKが好ましいといわれています。加えて、子どもを見守りながら調理や片付けができるように対面キッチンがある住宅や、子どもを昼寝させるために使用する和室などがある住宅が便利でしょう。
老後を過ごす夫婦だけの場合
手頃な広さの住宅がおすすめです。2LDKの広さがあれば十分でしょう。巣立った子どもが規制したときに使用できる部屋を1部屋設けておくだけで問題ありません。普段は趣味の部屋として使用することも可能です。
子どもが3人以上いる場合
4LDKまたは5LDKが好ましいといわれています。全員の子どもに部屋を与えるのが難しい場合は、性別に分けて部屋を与えましょう。
二世帯住宅の場合
快適な生活を送るためには、どの部分まで共有するのか決めておく必要があります。たとえば、テレビ、キッチン、浴室などです。思わぬトラブルにならないように事前にルールを設けておきましょう。また、住むフロアを完全に分離する方法もあります。そのような物件を探してみましょう。
分譲住宅の内覧時のチェックポイント
いくつかポイントを見ていきましょう。生活を送るのに便利な空間であれば問題ないでしょう。
動線に問題ないか
入居してから不便な生活を強いられないように動線を確認しましょう。玄関からリビングまでの動線を確認することで、毎日の通勤や通学までの準備にかかる時間が計測できます。加えて、水回り設備の動線を確認しておけば、洗濯物を干すまでの時間が計測できます。
ドアや窓は開閉しやすいか
ドアを開閉したときにスムーズに動くことを確認しましょう。また、窓や網戸も正常に動作するかどうか確認してください。
駐車場の車の出し入れはしやすいか
車の出し入れが難しいと、予想以上に時間がかかってしまいます。また、駐車場が狭いとドアを開閉するのに苦労することもあるでしょう。使用頻度が多い場所なので、ストレスが蓄積されるかもしれません。
収納スペースの広さは適切か
荷物が多い家庭では、収納スペースに入りきらない荷物は、クローゼットなどの収納用品を別途購入しなければなりません。なるべく避けたいという人は、広い収納スペースの物件を選択するようにしましょう。
まとめ
分譲住宅はオーダーメイドの住宅よりも費用を削減して購入できるのがメリットです。また、すぐに入居できるので、転勤や入学などのタイミングで引っ越ししやすい点もあります。しかしごくまれに、入居してから生活に関する不満が続出するケースもあります。そのようなことにならないように、内覧のときにくまなくチェックするようにしましょう。そして、「いきなり契約する」といったことがないように、じっくり家族で話し合って住宅を決定してください。